?GERC_

List

cgerc_単精度複素数一般行列の階数1の更新(共役転置)
zgerc_倍精度複素数一般行列の階数1の更新(共役転置)

概略

列ベクトルと行ベクトルの積を計算します。結果が行列になって返ってくる点に注意してください。

計算式

A := alpha * x y^H + A

Aは行列、x,yはベクトルです。xがm次元,yがn次元のとき、Aはm行n列の行列になります。GEMMなどと違い、Aにスカラ倍がないため、予め0クリアするなど処理を行なっておく必要がある点に注意してください。

プロトタイプ宣言

void cgerc_(int *m, int *n, complex *alpha, complex *x, int *incx,
complex *y, int *incy, complex *A, int *ldA);

void zgerc_(int *m, int *n, doublecomplex *alpha, doublecomplex *x, int *incx,
doublecomplex *y, int *incy, doublecomplex *A, int *ldA);

引数/戻り値

変数名概要
m int* 行列の行数 = xの次元数
n int* 行列の列数 = yの次元数
alpha doublecomplex*スカラーalpha
x doublecomplex*ベクトルxの先頭ポインタ
incx int* Xのインクリメント幅(通常1を指定すれば良い)
y doublecomplex*ベクトルYの先頭ポインタ
incy int* Yのインクリメント幅(通常1を指定すれば良い)
A doublecomplex*行列Aの先頭ポインタ
ldA int* Aのleading dimension (通常は行数を指定すれば良い)
戻り値void